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大好きな映画の備忘録。ネタバレ注意!

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11月23日 ブラインドネス

blindness.jpg





感染病の白い闇に翻弄される人々を描いた
カチンコブラインドネスカチンコ

公式サイトはこちら↓
http://blindness.gyao.jp/

主演人影:ジュリアン・ムーア(医者の妻役)


カチンコあらすじ(一部公式サイトより抜粋)カチンコ

失明するより怖い―――私だけ見えていることが。


「見えない、・・・・目が見えない・・・」
ある街角で車を運転していた日本人男性(伊勢谷友介)が
突然目の前が真っ白になって見えなくなったと言う。

親切に声を掛けてきた男性(ドン・マッケラー)に
車を運転してもらい自宅まで送られたが、
そのまま車を持ち去られてしまう。

帰宅した妻(木村佳乃)に付き添われ眼科に行くが、
医者(マーク・ファラオ)からは異常がなく、健康状態と言われる。

その後(その間)も、失明者が続出していた。

眼科に治療に来ていた通院者も受付も妻(木村佳乃)も
医者も車泥棒も・・・・

脅威の感染力で拡がる<ブラインドネス(白い闇)>を封じ込める為、
政府は感染者の強制収容を図り、精神病院へ隔離していく。

その中でたった一人、感染をまぬがれ「見えている」女がいた。
夫(医者:マーク・ファラオ)の身を案じて施設に紛れた
妻(ジュリアン・ムーア)だった。


続々と収容されてくる感染者によって、施設は混雑してくる。

軍に厳しい監視をされ、食料や医療品にも制限を強いられ、
精神的、体力的、秩序、衛生問題も限界にきていた。

第三病棟の王を名乗る男(ガエル・ガルシア・ベルナル)が銃を振り翳し、
暴力で全病棟を支配したのはそれから間もなくの事だった。

外部から支給される限られた食料を独占し、
「食いたければ金を払え」と脅す王とその仲間たち。

しかし、銃を前にしては従うしか余地はない。
金品がなくなると、王は次の要求をしてくる。

「金がなけりゃ、女を出せ。女が食事代だ」

絶望と苦悩の末、女たちは生き残る為、屈辱を感じながらも
従う決意をする。男たちにはどうすることも出来ずにいた。

収容所は既に地獄と化していた。

やがて、一人の女性が王の仲間によって殺されてしまう。
残虐な仕打ちに憤り、医者の妻は第三病棟の王の元へ行く。
たったひとつの武器、ハサミを持って・・・。

第三病棟との凄惨な争いは激しさを増し、やがて臨界点に達する―――


白い闇に未来はあるのか・・・・・。


電球感想電球
手(パー)危険・警告ネタばれ要素有りなので観てない人はスルーして危険・警告


第三病棟の王とその仲間は、人間(とくに男性?)の汚い部分を
描写していると思える内容でした。

全てが同じとは限らないけど、生死が迫った状態で
自分が生き残るために何でもしていいのか、と聞かれたら
冷静な判断はほとんどの人が出来ないと思う。

ただ、この映画はタイムテーブルとして長期的な感じは受けない。

だから、
「見えない」「感染」「強制収容」「食糧難」
イコール
「暴力」「略奪」「独占」「支配」
になっている構造はいささか早い展開な気がする。
(私の見解だから?)

さらに、気になるのは政府の対策の描写が少ないこと。

確かに、驚異的な感染による失明で政治的に麻痺が生じるのは
判るが、収容施設のみの焦点なのが狭いと思う。

最終的には施設の外に出て、外部の人たちの存在や状況も把握する事が
出来るが、
医者の妻以外にも「見えている」感じの子供たちが気になってしまった。

本当に医者の妻だけがたったひとりの「見えている」状態だったのか?




他に近年見ているサスペンスで感染系映画としては、

アイ・アム・レジェンド
28週間後・・・

など他にもあって、狂人になる系がほとんどだけど、
今作品は「見えない」病気で視力以外の人間の性質は失われない。

だから尚更、人の汚れた部分て怖い気がする。
自分が同じ状況に置かれたら・・・・・・げっそり


作品の内容を知った上で観るなら
オススメの映画ですわーい(嬉しい顔)ぴかぴか(新しい)
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